研修やごくたまの夜のおでかけの時、基本的にはちびラップのごはんは「搾乳弁当」でした。
いわゆる粉ミルクも、病院でもらったりして常備していたので、もしものときは使ってねと言ってありましたが、結局つかわずに終わりました。

搾乳器は、手動のコレを使っていました。電動も持っていましたが、最初は痛くて使えなかったので、急遽、病院で使っていたものと同じものを買ってきてもらいました。メデラ社の「ハーモニー」、オススメです!

100ミリリットルだとだいたい容器の半分。専用の母乳バッグはいくつか大きさがあります。これが100ミリ用。

母乳バッグは最初真空状態です。使うときは、上部を切り取り、白いべろを引っ張って少し空気をいれ、搾乳した母乳を注ぎます。よくできています。

空気を抜きながら、水色のストッパーに沿って二重にたたみ、シールをはがして密封します。このまま冷凍します。

搾乳器はパーツがこのように分解でき、軽いので持ち運びOKです。

普段は水洗いで大丈夫ですが、タンパク質がかたまりやすいです。細かい部分の洗浄は大変なので、数日に一度偉大なミルトン様でつけ置きします。
産後すぐは、本当に大変でした。
このお弁当はいつでも好きなときに好きなだけ作れるわけではないんですね。
単純に、お弁当は毎日の余剰分で作る=あかごの消費する分を上回らなければならないわけですが、これがなかなか簡単じゃない。
母乳タンクは、ふつうはあかごが飲むリズムと一緒にたまるもので、特に初産の場合、最初の頃はリズムが合わずに必要量を供給できなかったりします。
あかごがオナカが減っているタイミングで、出ないのです。
そして最初は、吸うのも飲ませるのも慣れてなくて、おっぱいの先が割れて血が出たりするんです! 産後はいろいろ痛い思いをしましたが、コレもほんとうに痛かった。
まだパワーの少ない、負傷したおっぱいで、お弁当をつくる。うーん、根性。
最近は母乳指導というのがアツイ病院がいっぱいあり、うまく出るようになるまでマッサージされたり(痛い)、食事の指導があります。母乳をたくさん出すには、とにかく白いおコメをたんと食べる。これですね。
おっぱいも、吸われたりもまれたりするうちに、だんだん本来の役割を思い出してきて、やっと機能し始めてきます。
その頃は、あかごのほうもうまい吸い方ができるようになり、やっと傷が治ってきます。
私は、最初の一日のおでかけが産後19日くらいで、大きなセミナーイベントでした。
どうしても行こう! と決めていたというより、搾乳が間に合って、体調もよかったら、行けばいいや~と気軽な感じでした。
この日のために、おっぱいを励ましつつ、毎日毎日コツコツと搾乳して貯めてました(笑)
さて、今度は飲ませる側つまり父ラップの話です。
実は搾乳弁当は、飲ませるのもコツがいります。
冷凍保存を、お湯で解凍するのですが、お湯が熱すぎると固まってしまったりするのです!
タンパク質なのねー・・・。
それと、一パックの量を、40cc〜200CCなど小分けにしておくのですが、あかごの母乳消費量というのは成長過程と体調でものすごく激変していくので、これを母以外のシッターもこまめに把握しておき、かつその日の様子を感じ取るセンスが大事な気がします。
父の育児センスも、こうやって一緒に育てていくということですね。

はあーやっとごはんにありつけたでちゅ。まったくシロウトは手際が悪くて困るでちゅ。
母乳を直接飲ませていると、実は今何CC飲んでいるのか、母乳ファクトリーの自分はどれくらい作っているのか、きっちりとは分からないんですね。
定期的な搾乳により、「4時間寝て起きた直後は片方で100CCくらい搾れてるな」というのがわかるようになったりします。
一般的な搾乳の知識ですが、冷凍保存は日本では3週間くらいが目処とされています。
シアーズ博士(アメリカの育児本)では、冷凍庫が独立しているなら6ヶ月はもつと書いてありますので、まあ目安ですね。
ただ、母乳にはそのときあかごの成長に必要な成分が入っているということなので、あまり前のお弁当を飲ませると栄養が足りなそうです。