もともと、家族との時間を自由に使いたくて、独立指向があったほうだと思います。
さらに地域の子育てサロンやコミュニティで、母親であることを活かして、地域活動や育児支援といったいろいろな形で起業されている先輩ママたちには大いに触発されました。
また、カウンセリングの研修に出る中で、志を共にする仲間に出会うことができたことで、起業への意識が加速的に固まっていきました。
もちろん、職場復帰することを前提で、育児休暇を取得したわけで、給付金や健康保険の免除等の恩恵を得ていながら、独立の準備をすることには若干の後ろめたさはあったのですが・・・
本当に若干でした。
そして結果的に、そんな後ろめたさにはあまり意味がなかったことを後で知ることになります。

若いときは異業種交流などでも、あまり実のある人脈はできなかったのですが、資格取得や起業を目指す中で自分自身が実力をつけたためか、あるいはこどもを生んだことで、自分の中で何か覚醒したためか(具体的には言いづらいのですが、確かにそんな感覚がありました)、育児休暇中は本当にたくさんの人脈をつなぐことができました。
一役かったのはmixiと、下で説明する勉強会です。
こどもができると、より「地域に根ざしている」意識は強くなります。
特に私が住んでいるエリアは、子育て支援団体への自治体からの補助などがあり、ママたちの相互支援活動が活発でした。
もともと、カウンセリングというサービスは営利目的では参入障壁が高いこと、またこどもを生んだことで、
「自分たちでいい社会をつくっていきたい」
という気持ちが強くなったことから、ソーシャルベンチャーやNPO法人という形を意識して、無料の説明会などに出るようになりました。
そういう説明会は、子連れでいってもイヤな顔はされません。(「子連れでセミナー」参照)
それで、手始めにサービスを提供する側に立ってみること、またもっと仲間を増やすことを目的に、自主勉強会を立ち上げました。
この会は「燃える産業カウンセラーの会」といい、現在でも月に1度、カウンセリングの勉強会を行っています。

参加者がみんなでブログを使って情報発信することで、mixiとの相乗効果で、集客やネットワーキングに大きな役割を果たしました。
これが縁で、エリア内の障害者施設「なかまっち」さんとお友達になり、勉強会の会場や地域でのお仕事の企画など、展開が広がりました。
また、いろいろなコミュニティとつながり、いろいろな形のコラボレーションも実現しています。
紆余曲折を経て、1年8ヶ月の休暇の後、私は一度もといた会社に復帰することになりました。
少し潤沢な起業資金を準備するため(笑)、インターネットを使ったマーケティングを修行しています。